手続き部(PROCEDURE DIVISION)はCOBOLプログラムで最後に記述する部になります。
手続き部では、プログラムが行う処理内容を記述していきます。
これまでの部と違い、手続き部には規定の節や段落は存在しません。
それらはプログラム作成者が必要に応じて作成していくことになります。
節がC言語で言うところの、関数にあたります。
段落は節の中をさらに小さく括った処理のまとまりになります。
下記は実際の記述例です。
000310 PROCEDURE DIVISION. 000320 PERFORM INIT-PROC. 000330* 000340 PERFORM MAIN-PROC. 000350* 000360 STOP RUN. 000370* 000380 INIT-PROC SECTION. 000390* 000400 MOVE ZERO TO WRK-COUNT. 000410* 000420 OPEN INPUT IN-FILE. 000430 PERFORM INFILE-READ-PROC. 000440* 000450 INIT-PROC-EXIT. 000460* 000470 EXIT.
行番「000320」から「000360」までが、このプログラムのメイン処理となります。(C言語で言う、main()関数にあたります。)
行番「000380」(INIT-PROC)から「000450」(INIT-PROC-EXIT)までがひとつの節となります。(C言語で言う、関数にあたります。)